横浜ふぉーく村とは?

1970年初頭、各地に乱立する「フォーク村」ブームに乗り横浜は関内の県庁そばに誕生したのがこの「横浜ふぉーく村」です。創設当時は、「横浜フォーク村 すっとん卿」と名乗り、「フォーク村」もカタカナ表記でした。活動場所を桜木町駅前にあった「働く青少年いこいの家」(写真)に移したころから「横浜ふぉーく村」と名乗るようになり、コンサート活動やコンテスト出演に精を出していました。いつしかその活動も途絶え、サークルとしては約12〜13年間の空白期間を生むことになりますが、2001年11月3日、奇跡的にコンサートが開かれ、これを足がかりに再スタートを切ることとなりました。



桜木町駅前にあった
「働く青少年いこいの家}

2001年11月3日 新横浜ベルズで行われた
「横浜ふぉーく村文化祭2001」


どんな人達なのでしょう?

基本的には音楽好きな人達のあつまりで、私たちはサークルメンバーのことを“村民”と読んでいます。今まで、村民として記録されたメンバーは優に100名を越え、200名以上もいたのではないでしょうか?
現在の主なメンバーは30代〜50代前半で約80名ほどが在籍しています。ここ最近では10代のアーチストとの交流もあったりして、10代の新村民も増えました。
巣立った村民の中にはプロとして活動した人もいますし、今でも音楽に関わる仕事についている人も何人もいます。


どんな音楽をやっているのですか?

特に、ジャンルは問いません。「フォーク」という名前だと、どうしてもアコースチックギターをかき鳴らすイメージを持つかもしれませんが、何でもやってます。でも、どちらかというとコピーバンドよりはオリジナルを聞かせるクリエイティブな人達が多いかもしれません。当時の音楽がほとんどですが、音楽館でメンバーの歌を聴くことができます。




活動はどんなことをしているのですか?

月に1〜2回のミーティングを行い、自主的なイベントの詳細を決めたり、情報の交換等を行っています。また、同様に月1〜2回程度とある施設を押さえ、ある者は曲をつくり、ある者は楽器を練習し、ある者は音楽話に花を咲かせる・・・といった自由練習会を行っています。コンサートも2,3ヶ月おきに小さなコンサートを行っており、将来的には1年に1〜2度程度の大きなコンサートを開いていきたいと思っています。


伝統みたいなものってありますか?

代々横浜ふぉーく村ではコンサートに出るためにはきびしいオーディションを通過しなければコンサートに出られないというルールがありました。うまい下手だけでなく練習を積んだ成果が現れているグループはきちんと高く評価されました。今でもこのときのポリシーは引き継いでいきたいと考えています。